街灯観察(根津編)


何がきっかけでと特定することは難しいけれど、街にある建物や橋や手すりとかの形を気にかけて見るようになって、学生時代にはその調査のようなこともしていた。

その中でも特に注意して見るようになったのが街灯で、外に出て気にいった街灯を見つけては写真を撮るようなことをしていたのだけれど、せっかくなので一手間かけて絵にしてみようと思う。

まず最初の街灯は毎日横を通る馴染みのあるものから。

不忍通りと言問通りの交差点を少し東に入ってすぐのところの道に数十メートルにわたって並んでいる街灯。

横に伸びた棒は何もかけられていないことも多いけど、なにか街のイベントがあるようなときには提灯をかけられたり、冬にはイルミネーショをかけるのに使われる。
ちょうど今はつつじ祭りの季節で、ツツジの柄が入った提灯が下がっていた。

夜になると下町らしいオレンジの光で道を照らしていて、いかにも根津の街灯といった感じがする。




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